新曲「ヒーロー」MVが公開されました

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8/23(日)に新曲「ヒーロー」のMVが公開されました!

パチパチパチ!


MVの撮影企画はShut up!!の撮影が行われた直後、今年の2月にまで遡ります。

オケや仮歌はすでに完成済みで、メンバーは歌の練習をしていました。

振付師のHoRu先生に制作の依頼を出し、振りが完成して先生によるレッスンをしたのは4月上旬のことです。

この頃、コロナウイルスの影響が大きく出ていて、私たちが使っているダンススタジオも閉鎖するかどうかの瀬戸際でした。

振付レッスンは閉鎖となる寸前に完了し、そこからは自粛状態となりメンバーはレッスン動画を見ながらの自主練となりました。


1か月後に何とか自粛が緩和され、練習再開ですが、これまでと違いマスクをした状態での練習にメンバーはだいぶ苦しがっていました。


振付の練習もですが、レコーディングもしなくてはならず、5時間以上かけて録音したものの...

ヒーローはかなり高音域の発声が必要で、長期間歌っていなかったメンバーは高音が出ない病になっていました。


そこで、デビュー前からボイスレッスンして頂いているTHE SALAのEMIKO先生に至急レッスンをお願いして必要な音域を出せるようにしました。


なんとかレコーディングは終わりましたが、MVの撮影スケジュールを組み、それに向けて茨城県・日立市・施設の3か所へ撮影許可を得るための企画書や申請書の提出を行いました。


ここがめちゃめちゃ大変でした・・・


MVに出てくる海や橋、施設は管轄が違うため、すべてが別申請!

中には1つのロケ地でも2ヶ所とやりとりなんてのもあり、何度もやりとりしたり足運んだり…

しかも今回はコロナの事もあり対策書類の提出もそれぞれ必要でした。


運営は芸能プロダクションではなく平凡なサラリーマンですので仕事の合間を縫ってなんとか完了させ、無事に許可書を受けとることができました。

実際、市の担当者の方とは顔見知りになれたので、今後の市内撮影に関して相談しやすくなったのは大きなメリットでした。


しかし災難は続きます。

撮影予定日から1週間前に、コロナウイルスの影響で予定していた撮影会社が使えなくなり、藁をもすがる思いで仲間に相談したところ、有難いことに引き受けてくれる会社が見つかりました。

急遽、今回の撮影イメージを伝えたのは4日前の事です。

快く引き受けてくれて心から感謝しています。


また、撮影日前までは大雨が降っていて、天候的にも撮影できるのか延期するかの瀬戸際でしたが・・・


当日は気持ち良いほどの快晴でした!


ギリギリまでヒヤヒヤさせられましたが人にも天気にも助けられ、MV撮影は市の無事に決行されました。


たった3分55秒の作品ですが、企画から完成まではとんでもなく苦労したMVとなっています。


また、この楽曲は、ちょっと特別な思い入れがあります。

私は中学時代に仲の良かった後輩がいじめを苦に自ら命を絶ちました。

脊髄損傷していて車椅子だった私を「先輩」と呼んでくれる一人だけの後輩でした。

何もできなかったことは今でも悔いています。


8月下旬になると、自ら命を絶つ若者が増えることや、私自身、障害を持った時に音楽に心を支えられたことから「誰か一人でも良い。心の支えになる音楽を作りたい」という思いからヒーローを制作しました。


小さくて無名なアイドルですが、1人でも多くこの曲が届いてくれたらと思っています。


色々な思いが詰まった ido の「ヒーロー」MV、是非ご覧ください!

(概要欄広げると歌詞もあるよ!)

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